今日は「宗道臣」の誕生日です。
一部の人には超有名人ですが、
知らない人は全く知らないのではないかと・・・
宗道臣先生、
日本の武道の一つとされる「少林寺拳法」を
創始した方です。
そう、わたくし
小学生から中学生にかけて7年ほど
少林寺拳法をやっていました。
一応、黒帯さんです。
「少林寺拳法」というと
一般の方はすぐ中国の少林寺と勘違いして
「アチョーっっとかいうの?」って聞かれたりしますが・・・
「アチョーっっ」は言いません(笑)
おでこに焼き印もいれません(笑)
宗道臣先生が拳法を学び修行したのは中国ですが、
日本に帰国したのちに再編整理をして
新しく作ったのが「少林寺拳法」なのです。
日本生まれなんですよ。
ちなみに宗道臣先生も日本人です。
そしてこの「少林寺拳法」を始めた地が
香川県多度津町。
私の地元、香川県善通寺市のとなり町なわけです。
幼少のころのわたくし、
兄ふたりの下で
いいかげん男らしく育っていたわけですが
末っ子一人娘に対する父の目には
「男らしく」なんて映っていなかったらしく・・・
「かわいいユキちゃんになにかあったら大変だー!
自分で自分を守れるようにさせなくっちゃー!」
というわけで、
多度津町にある本部道院にいれさせられたわけです。はい。
最初はイヤイヤだったんですけどね。
実際楽しかったし、鍛えられたし、いろいろ学べたように思います。
宗道臣先生のお言葉に
「正義無き力は暴力なり、力なき正義は、無力なり」
というものがあります。
おかげさまで鍛えられたわたくしは
小中学生のころ、
平気で不良少年くんたちとケンカして
いじめられる友達や殴られる先生(これもどうかと思うけど・・・)を
助けることもできました。
宗道臣先生のお言葉に
「半ば自己の幸せを 半ば他人幸せを」
というものがあります。
大抵こういうお言葉って
「他人の幸せ」を前にもってこようとするものなんですよね。
でも、自分がまずしっかりして、幸せじゃないと、
他人なんか幸せにできるわけないんです。
まず自分が笑って過ごそうってこと、
教えてもらいました。
宗道臣先生が亡くなってからは
娘さんが二代目宗道臣となっております。
最近シンボルマークなんかも変わっちゃってます。
もうずいぶん長く少林寺拳法と関わっていないのですが
まぁ、やってたことは無駄じゃなかったかなと
思っております。はい。
物騒な世の中ですのでね、
改めてちょっと鍛え直した方がいいかしらね。
なんて。