今日は「山本文緒」の誕生日です。
山本文緒さん、
「恋愛中毒」で吉川英治文学新人賞をとり、
「プラナリア」で直木賞をとった作家さんです。
山本文緒さんの作品、読んだことがありますか?
私は学生時代に何冊か読みましたかね。
もう10年ほど前になるのか・・・(汗)
いわゆる恋愛小説なわけですが、
とにかく毒を持ったお話を書く方だと認識しております。
主人公の女性がイヤなヤツだったりするんですよ。これが。
「なんでそんなことしちゃうのよっっ」
「それ犯罪よっっ」
「いいかげんにしなさいよっっ」
そう思いながら読むのですが
なんかね、自分の中にもあるような醜い部分が
ひっかかってきたりするんですよ。
不安感や不信感って
楽しい恋愛をしているようでいても
必ず少しは持っているものですからね。
そんな毒がありながらも
程よい重量感のある温かさを感じる文章は
女性ウケが良いというの
わかりますね。
短いお話でも
独特の味を出しつつ読みやすく仕上げる山本文緒さん、
文章力があるんだと思います。
ここ最近、彼女の作品読んでいないので
また読んでみたいな〜と思っております。
同じ作品読んでも、
あのころとは感じ方がまったく違うんだろうな〜
というのも楽しみだったりしますね。
昨年だされた自らの鬱の体験を綴った「再婚生活」や
今年だされた「アカペラ」あたりを
只今チェック中。
最近、
読もうと思っているのに読めていない本が
たまってきております・・・
本を読む時間、ちょっとずつでも作っていきたいものです。はい。