「年惜しむ」
いやーいつのまにやら12月も後半ですよ。
年末ですよ。
早いわねぇ〜
さて意味を。
「年末に、過ぎ行く年を惜しむ。〈季語:冬〉」
この時期になるとね、
忘年会だクリスマスパーティーだと
なにかと集まってワイワイしたくなる。
これはやっぱり
過ぎ行く年を惜しんでいる行為なのかしら?
いやまぁ・・・単なるこじつけな感じもしますがね。
会いたい人に会う口実というかなんというか。
まぁぼーっとしてても今年は終わって来年はやってくる。
先月末、先々月末と同じ速度で地球は回っているはずなのだ。
なのにこの年末というのは
「これをしておかねば年は越せない!」
といって忘年会しぃーの大掃除しぃーのお買い物しぃーの
するわけです。
なかなか面白いよね。
「今年は何をしたっけ」
「今年はどこへ行ったっけ」
「あの人に会ったのは今年なんだよね」
「今年中に行きたかったのにあそこ行ってないや」
「今年あったイイことってなんだろ」
etc・・・
年が明けて来年になるのが辛いわけではない。
どちらかというと楽しみなくらい。
それでも今、この年末に
今年ってものをもう一度愛でるように振り返ったりして
惜しむ。
これ、なかなかイイことなんじゃないかな。
年を越したから何かが変わる!ってわけじゃない。
でもこの「もうすぐ年を越す」というタイミングに
1年を見返してみるのは意味あること。
「過去は振り返らない」なんてこと言う人もいるけど
過去があるから未来があるんだよ。
311があった今年、
より一層、その過去というものを振り返るべき。
過去を大事な蓄積にするために、
過去を生かした未来を向かえるために、
今、盛大に年惜しんでみましょう。
今年、イイ年だった?
今年、どんな年だった?