「天は二物を与えず」
えー
そうかしらぁー?
はい。意味。
「一個の人間は、そう幾つもの才能や長所を
持っているものではない。」
いやいやいやいや。
けっこういるよ。二物、三物持ってる人。
かわいくてスタイルもよくて頭もよくて仕事もできて
お金もあって家族想いでフットワーク軽くて
料理ができて歌も上手くて・・・
あぁ、天よ。どうしちゃったのよ。
私がもらえるべき分、間違えてあっち行っちゃってないかぁーーーい??!
おーーーい!
いや・・・もらったのに私ってば落としちゃったりしてるのかしら・・・・
うむむむむ。
いやね、私かて長所はいくつかあると思ってるの。
自分で言うのもなんだけど。
ただねぇ、才能ってものがねぇ・・・
小学生くらいまでで使い切っちゃったみたいでねぇ・・・
(鉄棒の才能とか、なわとびの才能とか、ドッジボールの才能とかあったと思う)
いやぁーー才能があるって憧れるよね。
長所ってなものは
言い換えれば短所になるようなことだったりもしてね。
わりとでてくるもんなのよ。
私ね、けっこうマメで根気があるの。
(言い換えるとね、しつこくて頑固なの。)
私ね、人見知りをほとんどしないの。
(言い換えるとね、図々しいの。)
私ね、けっこう大らかなの。
(言い換えるとね、大雑把なの。)
私ね、思い立ったらすぐやるの。
(言い換えるとね、いつも考えが浅いの。)
・・・・あ・・・なんかちょっと・・・哀しくなってきた。やめよう、こんな話。
ま、とにかくですね。
天は二物を与える世の中になっているというわけだ。
でもねでもね、
「天は完璧なものはつくっていない」というのが
言えると思うの。
才能や長所をたーくさん持っている人でも
「完璧」ではない。
どこか欠けているもんなのよ。
「何もかもがこの人には敵わない!」
そう感じることってたまにあります。
でも、怖がることはありません。
その人だって、完璧!ってなわけじゃーないんだから。
あ、別に完璧そうな人の粗を探せってことじゃぁないんだよ。
なんだろうなぁ・・・
「みんな完璧なわけじゃない」
「この人だって寂しかったり悔しかったりするはずだ」
そう考えるとね、やさしい気持ちになれるもんだよ。
怖がっていた気持ちもちょっとほぐれるってもんだよ。
で、ついでにいうと
二物、三物を持っている人っていうのは
何かしら努力してたり、意識してたりするものです。
そういうのちょっと学ばせてもらうといいのよね。
二物、三物を持っている人の秘密、
知りたいじゃないの。
ちょっとマネしたり、したいじゃないの。
天は二物を与える。
それを持っていられるかどうかはその人次第。
二物を持つ人の秘密を学べ。