「大根」
「大根(おおね)」が先なのね。
うむ。
確かに大きな根だわ。
すーっかり「だいこん」でおなじみですけどね。
さて意味を。
1番。
「アブラナ科の一年生または二年生根菜。
原産地は諸説あり、未確定。
古く中国大陸を経て日本に伝わった。
世界各地で、多くの品種が分化。
晩春、白または紫がかった白色の小十字花を開く。
根部はおおむね白く、
形は肥大した桜島、長大な守口などさまざまで
葉とともに食用。
「すずしろ」ともいい、春の七草の一つ。
おおね。〈季語:冬〉。
「大根の花」は〈季語:春〉。」
ひさしぶりにちょっと長かったですね。
そう、私たちが食べているのは「根部」なんですよね。
「そういうものだ」とすでに思っちゃってるからなんともないけど
わりと変よね(笑)
桜島大根、守口大根をこれまた不思議だと思うけど
まぁ、もとから大根ってば不思議なものなのかもしれない。
「すずしろ」
なんだかステキな別名です。
可憐で軽やかな響き♪
そんなあだ名をつけてもらえてなんだかうらやましいわん。
山口晃氏にも使ってもらっちゃうし。
(「すずしろ日記」という本をだしているんだよー)
いいなーー
さてさて大根。
一番よく出回っているのは青首大根ですかね。
一年中みかけますが
たぶん秋から冬にかけてが一番美味しい。
甘いもんね。
おでんに、ふろふき大根に、ぶり大根!
いや〜よろしいですな。
くつくつと炊いた大根は
ホント甘くてイイ歯触りでジューシーで
ほっこりします。
あ、鍋とかにもイイのよね〜
それからすき焼き!
「私はすき焼きで入っているものの中で大根が一番好きだった。」
というとわりと変な顔されるんですけど・・・
香川ではいれるんだよ。
あ、大根ステーキってのもいい。
ちょっと焦げ目がついたあつあつのん、
美味しいです。
そうそう、お味噌汁も忘れちゃなりませんね。
あの甘みがお味噌にも合うんだ〜
とまぁちょっと冬にうれしいあったかいものをあげてみましたが
これからの季節ももちろん大活躍なんですよね〜
大根、生でも美味しいからね。
シャキシャキの大根サラダ!
いいですね〜
パリパリ食べたい。
そして大根おろし!
ぷりぷりのしょうゆうどんにたーっぷりかけて食べたい!
あ、冷たいおそばにもいいね。
しらすと合わせてってのもいい〜
生の大根は体を冷やす作用があるから
暑い夏にはイイかもしれませんね。
消化にいいし、利尿効果もあるので
二日酔いにもありがたい。
その他、
お刺身のつまにお漬物、
きりぼし大根もわすれちゃならない。
お正月のなますだって大根だ。
いやーホント煮ても焼いても生でも漬けても干しても美味しいという
万能なお野菜さんです。
そんなに高くないしね。
ありがたいお野菜ですわ。
年中お世話になっております。はい。
あ、そうそう
これまでだれも賛同してくれなかった食べ方があるんだけど・・・
小さいころ、父とふたりでよく食べてた
「大根のレモンサンド」。
(家族内でも食べるのは私と父のみ)
私も父もまず「すっぱーいもの好き」でね♪
大根をうすく輪切りにして、
レモンもうすく輪切りにして、
大根、ちょこっとお塩、レモン、大根と重ねて
パリパリ食べるという。
あ〜もう美味しそうで唾液でてきちゃうわっ!
これがねぇ〜・・・評判悪いんだ(笑)
そもそもレモンの輪切りを食べたい人ってのは
少ないらしい。
えぇえぇ、ひとりで食べますともぉ〜〜
2番。
「芸の下手な俳優をあざけっていう後。
大根役者。」
大根はさっきもいったように
いろーんな食べ方ができるんだけど、
「どう食べても当たらない(中毒にならない)」
ってなことから
当たらない役者さんをそういうんだと聞いたことがあります。
あまりイイ言葉ではないんでしょうけど
なんだかすごく、名わき役な感じはしますよね〜
3番。
「紋所の名。
ちがい大根・ふたまた大根・わり大根の類。」
そうそう、紋に大根つかったのあるよねぇ。
か〜わいいんだよね♪
紋のデザインを考えた人はホントにすごいと思います。
大根っていう身近な野菜を
あんな風に使っちゃうんだから。
やっぱり大根を育てていたおうちの家紋だったりするのかしらね?
いやー改めて大根を見直す日となりました。
今日も買って帰るかな。
さて明日は・・・
「レモン」で行ってみましょう。