「飯蛸」
イイダコ、好きなんですけどねぇ。
ここ数年、おいしいものに出会えていないんですよね・・・
どこ行っちゃったんでしょ「アノ」イイダコさん・・・
さて、早速意味を。
「マダコ科のタコ。全長約二五センチメートル。
両眼の間に角形の、また第三腕基部付近に
輪状の金色の紋がある。
腹に飯粒状の卵を持つところからこの名があり、
春に産卵。
美味で、また佃煮・乾蛸にもする。
日本・中国の浅海に産する。いしだこ。望潮魚。
〈季語:春〉」
へ〜
金色の紋、なんてものがあるんだ。
知らなかったなぁ。
というか・・・
生の状態でちゃんと見たことがないのかもしれないな。
今度機会があったら確認してみよう♪
そうそう、そして
広辞苑さんがおっしゃるとおり「美味」、なんですよね〜〜♪
瀬戸内ではけっこう採れるはずなんです、イイダコ。
香川に住んでいた時は
おでんなんかによく入っていて美味しかったんだぁ〜〜
ゆでたのを酢みそ和えにしたのもよいのよねぇ〜〜
あのホントに米粒のような卵が
たーっぷりつまっていて
ムニっとプチっとしていて・・・・(妄想中)
あぁ〜食べたい!
ここ数年、
香川に帰った時にはそのイイダコの美味しさを思い出して
居酒屋なんかで何度か頼んでみてるんだけど・・・
いわゆる「飯」が入っていない・・・
ムニっとプチっとしない・・・
どーゆーこと?
「私がワクワクしながら頼んだのは飯蛸で、
飯と呼ばれる卵が入っているから飯蛸なわけで、
これにはちっとも飯が入っていないんだけど
どーゆーこと?
蛸ではあるけど飯蛸じゃなくないかい?
飯蛸って蛸の種類がどうのを言ってるんじゃないのよ。
飯蛸ってメニューに書かれていたら飯が入ってるのを期待するよねぇ?
最近は入ってないもんなの?
どーなってるの?」
と口からでそうなのを結局いつも我慢しているのですが、
納得ならーん!
イイダコのイイはどこーーーー?!
どこ行っちゃったのぉぉーーーーーー?!
まぁね、時期やら運やらが悪かっただけなのかもしれませんがね。
なんとか見つけて
またムニっとプチっとしたいものです。
吉田健一氏はというと
「大阪のいいだこの煮物」をあげています。
なぬ。大阪にもいるのねイイダコ。
同じ海をはさんでいるんだからそりゃそうか。
イイのたっぷり入ったイイダコの食べられるところ、
ご存知の方はぜひお教え下さい。
季語が春になっているから
やっぱり産卵前であろう春がおいしいのかなぁ?
「春の楽しみ」のひとつに
加えておこう。
さて明日は・・・
「たけのこ」にしてみましょう。