「半分」
6月30日、
わりとね、なんとなくね、
「まだ今年も序盤だわ」なんて勘違いしちゃうんだけど・・・
今日で半分終わりですよーっっ!
キャーーーーーーーーーーーっっ!
なんてこったい。
さて、意味をみていきましょう。
1番。
「二つに分けた一方。二分の一。なかば。」
二つに分けた一方・・・そっか。
片方だけの存在を「半分」と呼ぶんだね。
あたりまえなんだけど、
なんとなく・・・自分の中でしっくりこないなぁ。
なんでだろ?
「半分だ」と思う時って、
必ずもう片方の「半分」を意識しているからかなぁ。
「二つに分けた」一方なので、
もちろんこのニュアンスは含んでいるのだと思いますが・・・
なんだろねぇ、もっと強く、
「もとは一つだったのよ!」ということを私は言いたい!
幼いころ、
兄の持っている物などを私が欲しがることがありました。
母が兄に「半分あげなさい」なんてことを言ったりするわけです。
で、半分が私の手の中に入る。
その瞬間にね、私にとっては「半分」じゃなくて「一個」になってた。
もう半分のことを、あまり意識しなかったからだと思うんです。
「これはもう私の一個だ」と。
今はねぇ、妙〜に意識しちゃいます。
もう半分がどこにあるのか。
もう半分はどうなるのか。
また合わさって一つになることはあるのか。
半分だったものが、別々の一個ずつになることはあるのか。
「半分こしよう♪」
たまに言ってみたくなります。
同じものを共有したい人との半分こは、ちょっと嬉しいのだ。
2番。
「(名詞の下に付いて)なかば・・・ながら。・・・がてら。」
これは例にあげられている「冗談半分」がわかりやすいですね。
そう、「冗談」ではないんです。
「冗談」は半分だけなんです。
これって、ちょっとドキドキするよねぇ。
だって半分「本気」なんだもん。
なのにね、
「本気半分」じゃなくて「冗談半分」と言うところが
にくいじゃないですか。
たいていね、こういう時って
きっちり半分なんかじゃないんです。
冗談度が高かったり、本気度が高かったりするわけですよね。
でも、大なり小なり「本気」が隠れていることは確か。
そこに相手がひっかかるかどうか。
これ、なかなか面白いんです。
興味がなければ笑って流すこともできるし、
何かちょっとでも引っかかれば
一緒に先に進めることができるかもしれない。
「冗談半分なんてふざけてる!」という場合もなきにしもあらずですが、
一緒に何かをやろうかな〜という初期段階に、
相手の反応を見るにはなかなか良い手段のような気がします。
どちらにでも転べる「◯◯半分」は
イイカゲン風ながらも、大人な表現でもあるのかもね。
さて明日は
「冗談」で行きましょうかね。