「伝承」
そういえば我が家に「口頭伝承論」ってな本が
いらっしゃいましたね。
もちろん同居人さんのですが・・・
読んでみたいなと思いつつも
すでに買ったのに読めていない本がどっさりあってね・・・
いつか、読めるだろうか?
さて意味。
1番。
「伝え聞くこと。人づてに聞くこと。」
わりと軽やかな意味ですね。
「ちょっと聞いた話なんだけどぉ〜〜」という軽いのでも
伝承って言ってイイんですかね?
「昨日◯◯ちゃんから伝承されたんだけどぉぉ〜〜」
「ちょっとぉ◯◯さんの奥さん、聞いたぁ?昨日伝承したことなんだけどぉ〜〜」
・・・・・変だね。
なんとなく、重みを感じてしまいます。「伝承」って言葉は。
ちょっと大事に使いたくなる。
2番。
「伝え受けつぐこと。
古くからあった“しきたり”(制度・信仰・習俗・口碑・伝説などの総体)を
受け伝えてゆくこと。また、その伝えられた事柄。」
こちらはやっぱり重みがあります。
「受けつぐ」「受け伝えてゆく」
これまでもこれからも続いて行くものだと思うと・・・
しっかりしなきゃな!と感じます。
日常の中で、
後々まで伝承されるであろうことを
私が発言するなんてことはあまりないようにも思いますが・・・
人から聞いた面白い話、魅力的な話、大事な話、などなどを
自分の大切な人に伝える時、
「これは伝承なんだ」と意識すると
とても大事に話せそうな気がします。
そもそも、私がここで書いているようなことも
伝承、と言えるんですかね。
何も新しいことを書いているわけじゃないですから。
人であったり、本であったり、
他のものから伝えられてきたものを
ここでまた誰かに伝わるといいなぁと思いつつ書いているんですもんね。
なんか・・・もっと大事に書かなきゃなりませんかね(笑)
伝えられるものがそこにあり、
それを自分が受けとって、
また誰かに渡す。
上手に受けとれるようになりたいし、
上手に渡せるようになりたいなぁ。
大きなことを言っちゃうとするならば、
「伝えられるもの」を創り出すことが
いつかできるといいなぁ。
HAKOBAKAっっ、頑張れ〜!(笑)
「昔、HAKOBAKAというものがあってなぁ〜・・・」
なんて孫に語れる話を作っとかなきゃね。
なんて。
人やモノが「伝承されるもの」、そう「伝説」になるのって
どんなタイミングなんでしょうね?
作られた時は、そーんなに後々まで伝わるとは
思ってもみなかった!なんてことが、
ずーーっと伝承される伝説になっていたりすることも
あるんでしょうね。
すごく重みのある威厳高き言葉のようでいて、
わりと身近なものなのかもしれない「伝承」というもの、
なかなか面白いです。
来週は「伝説」から始めてみましょう。