今日は「岡本太郎」の誕生日です。
岡本太郎氏、
「芸術家」という言葉がホントに似合う
アーティストだと思います。
岡本太郎氏、
亡くなったのは私が高校生のころだったかなぁ。
「芸術は爆発だ」
この言葉と共にメディアに登場する
面白い芸術家さんだとくらいにしか
そのころの私は思っていませんでした。
大学生のころだったかな
岡本太郎氏の本「今日の芸術」を読んだのは。
びっくりしたんです。
「新しさ」を強く感じたから。
この世にもういない人だなんて思えなくて、
とにかく衝撃を受けました。
「今日の芸術は、うまくあってはいけない。
きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」
この言葉に
多少の反発を感じるものの
太郎氏の作品と向き合った時の圧倒的な強さを思うと
なるほどと思います。
昨年のちょうど今頃、
「明日の神話」の前に立ちました。
その大きさもすごいんだけど
とにかく内容が濃くて
息を抜けるところがないような強さで・・・
かなり引きつけられましたね。
胸ぐらをつかまれたような感じかしら(笑)
私、正直それほど彼の作品が好きではないのですが
「この作品に会えてよかった」と
深く感じました。
「想い」ってものは
ちゃんと作品に宿るんだと
改めて思いました。
現在は渋谷マークシティに展示されているんですよね。
太郎氏、自分の作品がガラス越しで展示されることを
大変嫌っていたとのことで、
そのままの状態で展示されているとのこと。
そちらでの展示も
また見に行きたいですね。
と、まぁ
いろいろ書きましたが・・・
私にとって岡本太郎と言えば!やっぱり「太陽の塔」です。
関西に住むようになってからというもの
ホント、頻繁にお目にかかれるようになりました。
何年か前、桜が終わるようなころだったかしら?
万博記念公園で
ぼんやり太陽の塔を眺めたりしながら
ベンチでビールを飲んだことがあります。
家族連れで楽しむ人たちや
のんびりお散歩する人たちのすぐそばで
そびえ立つ太陽の塔。
ヘンテコな光景のような気もしますが
なんだかとっても気持ちがよかったんです。
ここにいてくれてよかったなぁ〜なんて思いながら
眺めました。
しばらく休日らしい休日はないだろうと
ハコバカさんに言われてはおりますが・・・
またの〜んびり眺めに行きたいな〜と思う
今日この頃でした。