HERMESのビルには新宮晋さんの動くモニュメントがあります。
かっこいいんです♪
そして
エルメスのギャラリー・メゾンエルメス8階フォーラムでは
「レフトオーバーズ/N.S.ハーシャ」の展示が行われていました。
インド・マイソールの作家・ハーシャ氏の作品。
インドでお祝い事の時に出されるという料理が
食品サンプルで作られ、並べられていました。
サンプルごとにハーシャさん自らがつけたという足跡も
一緒に並べられていました。
サンプルの数、105個。
1つたりとも同じものはないそうです。
同じものを前にしても
それに対して人々が
全く同じように接することはない・・・ということでしょうか?
食品サンプルがとてもよくできているからこそ
ちょっと気持ち悪くなるような生々しさ、
「食べる」ということにつながる卑しさ・・・
などを感じる事ができました。
ちょっといろいろ考えちゃいますよね。
食べ物がテーマの作品って。
食べることはすばらしいことだけど、
それほど美しいものじゃないですからねぇ・・・
ただ、展示会場があまりにも美しいんでね。
中和されていたような気もします。
それがよかったのか悪かったのかはわかりませんが・・・
どうせなら、野外とか
もっと雑多な場所で見てみるのもいいんじゃないかなぁと
思いました。