5月18日
京都芸術センターに
Kyoto Art Map2008ー京都美定書ーの
シンポジウム「美術と環境」へ行ってきました。
以前、ホームページのリンクに追加しました〜
ってことで少しふれましたが・・・
Kyoto Art Map。
京都にある13の現代美術のギャラリーが参加して
Mapをつくるというイベント。
今年は初回開催から10年めにあたり、第7回となるそうです。
で、この日はそのイベントの一環である
シンポジウムだったのです。
今回のKyoto Art Mapのサブタイトルが
「京都議定書」をもじった「京都美定書」であることにつなげて
シンポジウムのテーマは「美術と環境」。
正直、なかなか難しい内容となりました。
美術は環境問題についてを提示する存在にもなれますが、
環境に害を与えるものにもなりがち・・・
大量のゴミを作ってしまうことも多いですからね・・・
なかなか「美術」と「環境」との関係性は
今のところ「曖昧」な状態のようです。
「具体的になにができるのか!」
「どうしていくべきか!」
みたいな問題もありますが・・・
今はホント、その曖昧さの中で
個人個人が探って行く期間なのかもしれません。
「エコ」という名を使って歪められた情報も
たくさんとびかっていますからね。
ここ最近になって
「エコ=いいこと」と簡単に信じてはいけないんだと
多くの人が気付いてきていると思います。
「日本人はエコに対してリアリティがない」
という話もありましたが、
今は「リアリティ」を感じることよりも前に
「リアリティがない」のだと気付く時期なんじゃないでしょうかね。
自分の生活や仕事や楽しみの狭間で
環境問題を考えて行くこと、
簡単ではありませんが
常に「気にして」過ごしていきたいと思います。はい。
シンポジウム後の交流会にも参加させていただき、
たくさんの人とお会いすることができました。
みなさんと
ぜひまたゆっくりお話できる機会があったらなと
思っております。
ありがとうございました。