昨日、一昨日と関東にいました。
土曜日、すごい雪でね。
「ここ東京なの?」と驚くほどの景色でした。
夜、楽しき宴会の後、
自分の倍以上の年齢である人生の先輩と
残った雪を踏みしめながら歩いていた。
「すごい雪でしたね。でも、明日は晴れるみたいですよ。」
そんな私のネットで見た軽いお天気情報に対して
「『雪のあしたは洗濯日和』って言ってね。きっと晴れるね。」と。
「雪のあしたは洗濯日和」
なんだろう。
この、マネして言ってみたくなる言葉の感じ。
そしてその通り、
日曜日は洗われたような気持ちのいい青空がひろがり
「洗濯日和」になったのだ。
青空を見ながら
「雪のあしたは洗濯日和」と、
何度か口に出して言ってみた。
なんだかフフフと笑いたくなる楽しさ。
昔の人たちはテレビやネットなんかで天気予報を見る、
な〜んてことはなく、
空を、雲を、植物を、動物を、見ていたのだ。
いろんな経験や自らの観測を元に、予想していたんでしょうね。
ばっちり正解!であるわけじゃなくても
「こういうことが多いね」というものの蓄積がある。
そしてそれを呪文のように唱えて言い伝えていく。
ステキ。
自然に対する接し方、向き合い方としては、
きっとそっちが正解だよね。
ついつい天気予報を調べてそれに頼っちゃうけど、
意識して空を見上げて、
自分なりに観測してみる日を
もう少し増やすことができればいいなぁ。
昔から伝わるお天気に関する言葉なんかも
もっと知りたいな〜と感じた
今回の旅なのでした。