昨年の春、110周年を迎えた京都市動物園。
こぢんまりした動物園なんだけど、
私は好きだ。
先日の日曜日、入園無料デーだったので
久しぶりにぶらりと寄り道してみた。
今、あちこち工事中なのものあって
見ることができない動物もわりと多いんだけど、
普段の生活の中では見る事の無い動物たちを
間近で見られるというのはすごいことだからね。
ゾウが1頭見れる、というだけであっても
価値は高いというものだ。
京都は
夏、ものすごい湿度高くて暑くって、
冬、かなりの底冷えで痛いくらい寒い。
動物たちにとっては
なかなか過ごしにくいんじゃなかろうか、
とは思う。
まぁ、もともと「人間様への見せ物」となっているわけだから
可哀想っちゃ可哀想なんだけど・・・
まぁそれだけじゃないからね。
京都市動物園は京都大学と連携して、
調査や研究の場ともなっているし、
動物の保護や、繁殖施設なんかも担っている。
講座なんかも開いているから、
学びの場ともなっているのね。
人に保護されながら
野生では生きられないくらいにうーんと長生きするというのが、
いいことだとは言い切れないけど・・・
悪いことでもないと思う。
人間と動物との関係って、
やっぱり人間主体に考えられることの方がほとんどだから、
妙な気持ちになっちゃうことが多いね・・・
でもそういう「ちょっとおかしいぞ」なところも頭に置きつつ、
なるべくイイ関係を築いていきたいと思うのだ。
(この考え自体がエゴな気もするけど)
また、会いにいくね。
もうちょいあったかくなったら、
また年間パス、買っちゃおうかなぁ。
下の写真は先日の日曜日、
寒くてみんなでくっつき合ってた
ワオキツネザルとアカゲザル。
昔々は人間だって、寒いとこうしてたのかしら。