棚田康司「たちのぼる。」
伊丹市立美術館に
棚田康司「たちのぼる。」展を見に行きました。
棚田さんは東京藝大大学院の彫塑専攻出身の彫刻家。
「一本造り」という木彫技法によって、
なんとも華奢で、神聖ささえ感じる不思議な少年少女をつくりあげる。
これまたイイ表情してるんですわ、このコたち。
細部の上手さと、妙〜なバランス感がにくい。
面白い作家さんです。
ここ数年での作品の変容ぶりに驚きつつも、
これから先、このラインでどんな風に発展して行くのか。
すごく気になりました。
それにしてもあのレース編みは、ご自身でされてるのかしらね?
(木彫にレース編みのモチーフなどが組み合わされています)
伊丹市立美術館はずいぶん前に三沢厚彦さんの展示で行って以来。
併設する旧岡田家住宅と酒蔵、気持ちよかったなぁ。
いいお天気で、ホント気持ちのいいおでかけとなりました。
この展覧会は5月26日までやってます。
気になる方はぜひ!