「所変われば品変わる」
自分の見えている世界がすべてだった幼いころには
わからなかったことですね。
しかしまぁ大人になったといっても
経験しないと結局はわからないのよね。
面白いものです。
では意味を。
「土地がちがえば
風俗習慣がちがう。」
そう、驚くほど違うんですよねー
ある場所では「あたりまえ」なことが
違う場所に行くとぜーんぜんあたりまえじゃなかったり。
こういう知識ってのは
ホント年々増えて行くもので面白いです。
細かく言えばそれぞれの会社にだっておうちにだって
そこの「ルール」みたいなものがありますもんね。
高校生のころ、
夏休みに数週間、東京でウィークリーマンションに住んで
美術系の予備校に通っていました。
「東京でうどんは食うな」というのだけ父に言われて
初めてのプチ一人暮らしをしたんですよね(笑)
その時とりあえず驚いたのは
「時刻表を見なくても電車に乗れる」ということ!
都会にずっと住んでいる人にはわかり辛い意見でしょうけど(笑)
香川だとね、電車を1本のがすと
30分から1時間は平気で待つはめになるんです。
駅に行けば電車が来るなんてこたーないんです!
いやー驚きましたね。
たぶん、都会住まいの人が田舎に行った時の方が
驚きは大きいでしょうけど。
そうだなーあとは
つくばに住んでた時はみんなの時間感覚のおかしさに驚きました。
基本みんな一人暮らしで大学のそばに住んでいるっていうのが
おかしくさせるんでしょうけど。
まぁ・・・自分もおかしくなってたんでしょうけどね。
それからよくつくば話で出てくるのが
お風呂のお話。
大学の宿舎のお風呂ってのがあるんだけど
終わる時間が早くってね。
だから宿舎住まいの子がお風呂を逃した時、
アパート住まいの人のおうちにお風呂を借りに行くというのは
ごく普通のことでした。
女のコがただの友だちである男のコのうちに「お風呂貸して」とぶらりと行くのも
特に変わったことではなかったという・・・
まぁちょっと変ですわね。
京都に来て驚いたことは・・・なんだったかなぁ?
もうずいぶん馴染んじゃってよくわからなくなってますね。はい。
たぶん、独特の習慣、けっこうあるんでしょうけどね。
土地によって違う風習ってのは
驚くことも多いけど、なかなか面白いものです。
なんでそうなったのかがよくわからないってとこが
これまた面白いんですよね。
伊勢うどんがなんであんなに甘くて柔いのかわからないし、
味噌煮込みうどんがなんであんなに高いのかもわからないし。
エスカレーターでの立ち位置が関東と関西で逆なのもわからないし、
お雑煮のお餅の形が違うのもわからない。
鰻の開き方が逆なのもなぜだかはわからない。
どこにいってもチェーン店のお店があったり、
大形のスーパーがあったりで
なんとなく街の風景が均一化されて来ている気もするけど、
せっかくだから「その土地ならではの風習」というのは
大事に残してもらいたいものですね。
来年のお正月も香川のお雑煮(あん餅入白味噌仕立て)作るわよ。
(京都にいるんだから京都らしいの作れっても思うんですが・・・ね。)