「蛸・章魚」
いやーひさしぶりに説明ながくて
ちょっとびっくりした(笑)
はい。長いんでね、
早速意味に行きましょう。
1番。
「頭足類タコ目(八腕類)の軟体動物の総称。
体は頭・胴・腕の三部から成る。
俗に頭と呼ばれる部分が胴部で、内臓器官が納まっている。
腕は八本で口のまわりに生え、各腕には肉質吸盤が並ぶ。
頭の両側に眼があり、腹側に水などを噴きだす漏斗(ろうと)がある。
多くの種は、墨汁嚢をもち、
水中に煙幕のように拡がる墨を噴いて敵から逃げる。
全体は紫褐色または灰色のものが多く。
煮ると赤くなる。
雌雄異体。
マダコ・イイダコ・フネダコなど日本近海に約五〇種。
日本では多く食用。
西洋ではイタリア・ギリシャ・スペインなどを除くと、
一般に悪魔の魚として嫌われるが、
アジア各地では重要な水産資源である。」
ながっっ。
生体について、
説明を読みながら思い浮かべるとなるほどなんだけど・・・
「頭」だと思っていたものが「胴」。
「足」だと言っていたものが「腕」。
「頭」はあの眼がついているちっちゃい部分なのか。
「蛸の口みたいー」なんて言いますが、
あの突き出したのは「漏斗」であり口ではない。
ずいぶん勘違いして見ているものです。
なんとなくね、人間の体と比較して考えるから
間違えちゃうんでしょうけどね。
そうそう、
「全体は紫褐色または灰色のものが多く。
煮ると赤くなる。」
っての。
これもたまに勘違いしている人がいるようですね。
昔、父が
「若い頃、生の蛸をお母さんに見せたら
『なんで赤くないの?』って聞いてきたことがあったんだよ。
お母さんは赤いまま蛸が海で泳いでいると思ってたんだね〜」
と話してくれたことがあります。
笑い話ではありますが、
確かに、生の蛸を見る機会って少ないですからね。
絵に描くときも、灰色にしちゃうとかわいくないから
つい赤色で描いちゃいますしね。はい。
そうそう、
西洋では蛸を食べる国って少ないんですよね。
「悪魔の魚」だなんて!
あんなに美味しいのになー
私、蛸大好きなんですよ。
お刺身もいいし、焼いたのもいいし、煮たのもいいし♪
「たこぶつ」
なんてのは声に出したい日本語だと思っているくらいなのだ。
「たこぶつ」
イヤなことを忘れられる響きです。(私だけか?)
そうそうそれから蛸と言えば、
レオポルド・ショボーの「年をとった鰐」にでてくる蛸さんのことを
思い出してしまいます。
主役は鰐なんですけどね、
私は蛸になりたいと思ったの。
本気で、うらやましい死に方だと今でも思っています。
いや〜おもしろい話ですよ。オススメです。
2番。
「蛸胴突(たこどうつき)のこと。」
蛸胴突?
知ってます?
私なんのことかわからなかったのですが、
土を突き固める道具のことのようです。
土木関係の方が使ったりするのかしらね?
3番。
「蛸配当の略。」
あ、これは聞いたことがあるかも。
株主さんが身を削って配当しちゃうことだよね?
蛸って自分の足を、いや腕を食べちゃったりすることが
あるらしいからね。
な〜んか切ない話ですがね・・・
さて明日は・・・
「たこやき」なんてどうでしょう?
最近食べてないなぁ。