「釣り合う」
なんにせよ
最初からポンとはかりにかけて
ぴったり釣り合うなんてことはほとんどない。
少しずつ調節し合いながら
「釣り合う」というところにもっていくもの。
たぶんその方が
長続きしそうね。
さて意味を。
1番。
「双方が平均する。もちあう。」
「双方が」ってのがイイね。
「釣り合う」状態を作る時、
なんとなく良しとされている方に合わせるという
努力をしがちである。
悪いことではないんだけど、
これがイイことばかりでもない。
「いつか、コレと釣り合うようにしたい。」
そんな風に考えて
高い位置にいる相手となるものをいつも見上げて
頑張っていたときもあったと思う。
「アレができるようにならなくちゃ」
「アレは知っておかなくっちゃ」
「コレのレベルはもっとあげなくっちゃ」
「いつか釣り合いたいモノ」が頑張る糧になる。
なかなかステキなことなんだけどね。
じゃぁ「釣り合う」というゴールについたらどうすんの?
また違う高いところを見上げるのかしら?
しんどいよねぇ。なんか。
双方が
釣り合うところを探りながら
増やしたり減らしたりを繰り返せる。
釣り合ったら
その釣り合った状態をなるべくキープしながら
一緒に上がったり下がったりできる。
きっとその方が持続力もあるし、
何より楽しい感じがする。
ちゃんと向き合えて
一緒に下がれる余裕があるってのが
「釣り合う」のに大切なことかもしれない。
2番。
「相応する。ふさわしい状態になる。見合う。」
なんて言えばいいのかなぁ。
1番ではなんとなく天秤のようなものの左右に
それぞれがある、というイメージだったけど、
こちらは
やわらかい球体のようなものに
一緒におさまっている、ようなイメージ、
かなぁ。
双方がイヤな想いを抱くことなく
一緒になってしっくりいっている感じ。
自分につりあっていないものを身につけると
その身につけたものが
ちょっと機嫌をそこねているように見えたりする。
なんだか申し訳ない。
双方が気負いなく
心地よくいられるってのが
釣り合っているといえるんでしょうね。
「似合う」と同様、
「釣り合う」ものを見つけるのは難しいもんですな。
まずはよく見て、
相手が心地よい顔をしてるかどうか
チェックすることからはじめますかね。
さて明日は・・・
何にしようかなぁ。
「心地」でも調べてみますかね。