「息」
生きてくために必要なものですよね。
普段、あまり意識していなかったりもしますが。
「自」と「心」でできている「息」。
「自」は鼻、「心」は心臓を表しています。
心臓が動いて、鼻に呼吸がぬける。
生きてるっって感じですね〜
「息」の「子」と書いて「息子(むすこ)」ってのも
なんだか感慨深い気がしてきます。
さてさて意味をみていきましょう。
1番。
これはまず最初に浮かんでくる「息」ですよね。
そう、まさに今、口から鼻からスーハーしているそれ。
なにげなーく吸ったり吐いたりしているわけですが、
これができなくなると・・・大変なのです。
とても大切なものなのです。
死を「息を引き取る」と表現するのも
「息をしている」=「生きている」という考え方からですもんね。
2番。
「勢い」「気配」
えーっと・・・「息を殺す」なんてのは
これですかね。
勢いが続いているのを「息が続く」なんていうのも
これかなぁ?
「そのイキよ!」なんてのもそうかなと一瞬思いましたが
このイキは「意気」ですよね。
でも感覚的には近いような気がします。
3番。
これはよく使う表現ですよね。
「息が合う」「息を合わせる」なんて使い方
よくしています。
深く考えたことなかったけど、
「生きている呼吸のリズムが合ってる」って考えると
「息が合う」ってのはなかなかすごいことですよね。
その瞬間を一緒に生きてるんだ〜!みたいな。
なんだかステキです。
4番。
「音声学上」、声と対するものとされているんですね。
無声音⇄有声音ってことですかね。
確かに声を出している時って
口や鼻から空気が出ているわけですが
それを「息」だとは言わないですね。
なんだか面白い。
5番。
「芸道の深い要領」
んーわかりにくいですねぇ(笑)
人が生きるために必要な呼吸というものを
芸道の深いところにある必要なもの、大切なものを
「息」として捉えているんでしょうかね?
「コツ」といっちゃうと軽いのかしら?
「君はまだ絵を描く息がわかっていないねぇ〜」
みたいに使うのかな?
言われることはあっても、自分が使うことはないような気がする・・・
6番。
これは知らなかったかなぁ。
「茶の息」なんて使うのかしら?
お茶を擬人化しているってことですよね。
面白い。
日本人的な表現かもしれません。
「息」と口に出していわずとも、
お茶や花のかおりを「息だ」と捉えると
なんだか感じ方が変わりそうですよね。
香りを放つってことが、自らを主張しているってことだと捉えると
「生きてるんだー」って思えそう。
良いですね。
息、
とても身近でとても大切なものでありながら
あまり意識していないものかもしれません。
ニオイとかでは気にしてるかもしれませんけどね(笑)
たまには自分の息の大きさやリズムなんかを
意識してみるのも良いかもしれませんよ。
さて明日は、「コツ」を調べてみましょうかね。
息の長いブログにするためのコツをつかめるように。
ところでこの「コツ」ってどんな漢字書くんでしたっけ?(笑)