「宗教」
なーんて難しいテーマなんでしょう!
ま、ここでちょろちょろ書いたところで
わかりっこない言葉なんでね。
でも、無視できないものであることも確か。
なので、とりあえず
ちょっと考えてみましょうかね。
それにしても、さすが広辞苑!
変に深入りすることもなく、
偏った表現でもなく、
さらっと説明してくれております。
とはいえ
「『宗教』ってなに?」
子どもにこう聞かれたら・・・やっぱり難しいですね。
「超越的絶対者」って
なんて説明しよう?
「普通を超えた偉い人」、とか?
うーん、「絶対的なもの」ってのが説明し辛いですね。
子どもにとっての絶対的なものって「親」でしかないかも
しれませんしね・・・
「卑俗なものから分離され禁忌された神聖なもの」って
なんて説明しよう?
うーん・・・
「悪い気持ちとか汚いものとかがぜんぜんない、
尊いもの」、とか?
「尊い」っての、わかってもらえるかしらねぇ?
うむ。
やっぱり説明するのは難しい。
さてさて、私の宗教観はというと・・・
昨日も言いましたように、
神様も仏様も神聖なものも尊いと感じるものの
自分にとっての超越的絶対者がいるわけではない。
確か我が家としては日蓮宗だったとは思うのですが・・・
「確か」とか言っちゃってますし(涙)
ついでにいうと
幼稚園はキリスト教系の幼稚園に行っていました。
両親が働いていたのでね、
「送り迎えのバスがあるから」という理由だけで
そこへ行っていただけなのですが。
毎日、マリアさまの像の前でお祈りしていましたよ。
ごはんの前にもお祈りをしていました。
信仰心、とまでは行ってなかったと思うのですが
やはりそのころに神聖なものへの心の向け方は
学んだんじゃないかなぁ?
さらに私、四国八十八ヶ所をまわったことがあります。
ま、仏教ですわね。
空海は真言宗の開祖ですが、
宗派問わず巡礼できるものとされています。
ついでにいうと
お寺と神社が隣接してある場所も多いのでね。
お寺をまわりつつ、神社にもお参りしてました。
さらに私、少林寺拳法をやっていたんですけどね。
この少林寺拳法、
本山は確か宗教法人。
確かに、少林寺拳法をやっていたころは
開祖の教えをもとにいろいろ考えていたと思います。はい。
もうねぇ、混在しているんですよ。昔から。
その上に
お正月には神社に初詣に行き、
クリスマスにはクリスマスパーティーなんか開いちゃう。
結婚式だといえば
普段教会なんかに行くことのないだろう友達が
教会式をあげちゃう。
はい。わけわかりません。
アニミズムや自然崇拝というのも
自分の中にかなり濃くあると思いますし。
変ですよね。
何を信じて生きているのやら。
曖昧な日本人、
そしてやさしい日本人は
こういうところにも関係しているんでしょうね。
あ、そうそう、
ちょうど雑誌Penの最新号の特集が
「キリスト教とは何か」でしたよね?
宗教絵画好きの私としては
これ、読んでおきたいですわん。
えーよくわからないまま
やっぱり長くなってしまいましたが・・・
明日は「アニミズム」を調べてみましょうかね。
さっきこの言葉がでたとき、
適当に説明しちゃおうとちょっと思ったのですが、
せっかくなんでね。
明日は「アニミズム」。