「信じる」「信ずる」
これはどの意味も使いますかね。
とはいえ、
完全に「信じる」ってこと自体が
大人になって随分減ってきてしまいましたがね。
さて、
意味をみていきましょう。
1番。
「まことと思う。」「正しいとして疑わない。」
この信じるは
やはり子どものころの方が
多かったでしょうかね。
親が言うこと、先生が言うこと、大人が言うこと、
本や新聞に書いてあること、テレビが言っていること、
それが正しいのだろうと思っていました。
まぁ、信じることができたからこそ
前向きに成長していけたとも言えるんでしょうけど。
親になっていてもおかしくない年になって、
あのころ信じていた先生の年も追い越して、
一応「大人」と言われる年になって、
今の自分がすべて正しいことを言えるのかといえば
まーったく言えませんからね。
なにがまことかなんて、なにが正しいかなんて
わかりません。
ただ、想いとしてウソがないか、ってなくらいですかね。
この意味で信じるってのは。
2番。
「まちがいないものと認め、たよりにする。」
「信頼する。」
「信用する。」
これもね、「完全に」はムリです。
でも、
信頼することや、信用することをやめるわけにはいきません。
ひとりでできることなんて
ほとんどないですからね。
身につけている衣類も
食べている食物も
住んでいる家も
話している言葉も
今朝歩いて来た道も
そこにあるルールも
とりあえず信用するしかないですから。
1コ1コ疑っていたら
なぁーんにもできませんよね(笑)
だからといって
なんでも簡単に信頼できないのがこの世の中。
なかなかね、信じきることできません。
それでも「この人は信じたい」「これについては信じよう」
と思うことがあるものです。
そんな時、
「この人でできないのならしょうがない」
「この人になら裏切られても受け入れられる」
「このことが間違っていたのならしょうがない」
という気持ちも含めて
信じることが大切だと思います。
そんなね、完全なものなんてないんだから。
占いとかおみくじとか縁起物とかを信じるってのも
これに入りますかね?
私は占いもおみくじも縁起物も大好きなのですが、
「イイこと」しか信じません。
「イイこと」しか覚えていないのかもしれませんが(笑)
自分自身すら信じられないくせに
ひょっこりひいたおみくじは信じちゃう。
なんなんでしょうかね。
理屈じゃないものを信じる方が実は楽なのかもしれませんよね。
そして3番。
「信仰する。」
これに関しては、なかなか難しいです。
これと決めた宗教を持っているわけでもない私としては
「信仰」という言葉を自分が使っていいいのかさえよくわからない。
とはいえ
神も仏も信じないっってなことはまったくない。
素直に信じていると言えるし、
いいかげんに扱う気はさらさらない。
現代の日本人らしい考えなのかもしれません。
ただ、わりとね
ファッションのように扱う人がいることに
かなりの嫌悪感を感じるのは
もしかしたら古くさい人間なのかも。
うむー
難しいわぁー
ま、総じて
「信じる」ってのは、なかなか難しい、というのは確かなよう。
だけど、「信じられる」ことが
少しでもあるってのは幸せなこと♪
さて明日は「宗教」を調べてみたいと思います。
簡単なことではないので
調べて理解できるものだとは思っちゃいませんが
広辞苑でなんて書いてあるのか、気になったんでね。
明日は「宗教」。