「叶う」
昨日の時点では
2番の意味の「望みどおりになる」というのしか
思いついていませんでした。
ま、「希望」「理想」「空想」の話から出た「叶う」
ですからね。
こんなに意味があったんだーとは思うものの、
どれも確かに使いますねぇ。
でもやっぱり、
2番の意味以外の「かなう」は
「叶う」ではなくて「適う」「敵う」の方が合いそうな感じですかね。
なんとなくですが。
漢字そのものの意味では
「叶」は「口」と「十」でできていて、
「十の口がそろう」、
つまり「たくさんの人の言葉が調和する」
ということ。
「適」は
わりといろんな意味を含んでいるのですが
中心、目的となる1点に寄って行くという意味が元々のようです。
ちなみに「敵」は
「適」と同じように中心に寄っていくという意味とともに
その向かっていく相手、という意味もあるようです。
1番の意味では
例文にあるまんまですが
「理に適う」「条件に適う」という使い方をよくします。
「理」「条件」というものに寄っていって
合致する、という感じが確かにします。
3番も例文どおり
「彼にはとても適わない」。
寄っていってはみたものの
同じところには立てない。
そんな感じかな。
4番はねぇ、
京都に来てからよく聞くようになりました。
うちの社長がよく言ってます。
「かなぁ〜んなぁ」って(笑)
同じところを目指して寄っていってたつもりなのに
同じじゃなかった!って感じでしょうか。
3番の意味で使っているのかな?とも
最初聞いたころは思っていたのですが・・・
4番でしたね。
望みが叶う!の「叶う」と
「かなぁ〜んなぁ」の「適う」が同じところに説明されているのが
なんだか面白かったです。はい。
ま、できるだけ1番と2番の意味で
使うことを増やしたいものです。
明日は「望みが叶う」の
「望み」の側を調べてみましょ。