今日は「赤塚不二夫」の誕生日です。
赤塚不二夫氏、
言わずとしれた漫画家さん。
「ギャグまんがの王様」です。
「ひみつのアッコちゃん」に「おそ松くん」、
そして「天才バカボン」!
見てましたね〜
マンガもアニメも。
「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」言ってました。
イヤミのシェーもやってました。
掃除の時にはレレレのおじさんしてました。
「ボンボンバカボンバカボンボン♪」歌ってました。
拳銃をやたら打つ警官も、おでんもっているちび太も、
にゃろめもウナギイヌも
みんな妙に記憶に残っています。
正直「大好き!」というマンガではなかったのですが
ついね、見ちゃってた気がします。
最近、お菓子のCMにでてくるおそ松くんも
やっぱり見ちゃうもんね。
赤塚さん、亡くなられたのは昨年8月。
ずいぶん以前から
アルコール依存症で入退院を繰り返していたり、
硬膜下血腫で手術をしたり、脳内出血を起こしたりがあって、
晩年、何年ものあいだ植物状態だったといいます。
タモリさんの弔辞の「私もあなたの数多くの作品の一つです。」
という言葉がまだ印象深く残っています。
タモリさんを自宅に居候させて
バックアップしていたというのもひとつですが、
とにかく、人を喜ばせること、笑わせることが
大好きだった人なんですよね。
「マンガを読めないコをまだ笑わせていないから」
という理由で
点字の絵本までつくっているんですから。
み〜〜んなに笑っていて欲しいと
ホント素直に思っている
不思議な大御所作家さん、だったようです。
今年のACジャパンのキャンペーンだったかな。
バカボンのパパの格好をして微笑む赤塚さんの写真に
「あなたは、あなたでいいのだ。」のコピーがつけられていたの。
赤塚さんじゃなきゃ、成り立たない広告だったと思います。
バカボンのパパの決め台詞「これでいいのだ」。
確かにこの言葉を言っちゃうことで
どうでもよくなること、
世の中けっこう多いです。
これで救われることも
たくさんあるでしょうね。
きもち凹みぎみのワタクシは
ひねくれているのか
「これでいいわけないだろう」と
思う方が勝っているのですが・・・
ちょっと繰り返して思ってみよ。
「これでいいのだ!」