今日は「宮崎学」の誕生日です。
宮崎学氏、
「自然界の報道写真家」を自称している写真家さん。
なっかなか撮影できないであろう
野生動物の生態を撮影するという
独自の分野で活躍していらっしゃいます。
独学で写真を撮り始め、
アマチュア写真家としてさまざまなコンテストに参加し、
入選をくりかえしながら
「山にいきる にほんかもしか」という写真絵本で
プロデビューしたとのことです。
宮崎さんの写真絵本、
何冊か見てみたことがあるのですが、
やっぱりねぇ、動物園にいる動物とは違います。
野生の覇気というかなんというか、
目とそして佇まいと周囲にただよう緊張感と。
「こうやって生きているんだ」というのを見る事ができるのって
ホント、すごいことです。
「動物を撮っている写真家さん」ではなく、
「報道写真家」と名のっていること、
写真をみれば納得しますね。
私的には、鷲や鷹、フクロウなどの鳥たちを撮影したものが
特に好きです。
しなやかでいて凛としていて、
どきどきさせられちゃいますよ。
エコだの環境だのいいながら、
道路はどんどんできるし、
ゴミはどんどん捨てちゃうし。
「なんだかエコっぽい」ことをして満足するのもいいですが、
宮崎さんの撮った野生の動物たちを見ることで
「日本にもまだこんなに野生の動物たちがいるんだ」ということを知り、
自分たちが彼らの居場所を奪ってきているんだってことや、
無意識に捨てたゴミが
彼らにどんな影響を与えるのかを考えることも
してみるべきだと思います。
普段の生活の中で
自然界に住む生き物のことたちについて、なんて
正直、なかなか意識できるものではありません。
御所の横を通っていると
せみやらザリガニやら、やたらおおきなカエルやらを見かけますが
さすがにカモシカやクマには会えませんからね。
宮崎さんの写真の中で会って、
その存在を意識できればいいなぁと思います。
あ、そうそう
宮崎学さんのサイトで「森のライブカメラ」というのをやっています。
ちょっとワクワクしますよ。