4月11日(土)
千葉から東京にもどり、
バタバタと銀座へ。
ギャラリー小柳に「内藤礼 color beginning」を
見に行きました。
秋の横浜トリエンナーレの三渓園では
ちょうど作品メンテナンスの期間で
見ることができなかったのでね。
さて、今回の作品・・・
いつもにも増して・・・儚い。
筆跡もない、
淡く薄いピンク色の画面は
本当にそこに色があるのか?
何かの残像なのか?
と思うほどのもの。
これまでに見た作品たちも
あまりにも繊細で
あまりにも静かで、
私が見ることで
壊れてしまうんじゃないかと
息をのむほどだったけど、
今回も妙に身がひきしまりました。
先ほどのロスコの企画を行った
川村記念美術館の林さんは
この内藤礼の展覧会によせて
その「気配」について文章をかかれていました。
「気配」
「気配」をそこに残しただけというような展示。
もうねぇ、
こんなの内藤礼しかできないですよ。
すごいもの見せていただきました。
それにしても
あの作品たちを買った人は
どこに
どんな風に展示するのかしら?